いまさら聞けない!タブレットとスマホの違い

多様化する機種

 

 

表題は「タブレットとスマホの違い」ということですが、どちらもコンピューターの大幅な進化によって登場した製品です。基本は全てコンピューターにあるということです。

 

ほんの少し昔を振り返れば、コンピューターは大型で専用のコンピュータールームに鎮座していました。それが次第に小型化し、普通のオフィスにも設置されるようになりました。これがもう少し小型化して「デスクトップ」と呼ばれる、専用のラックではなく、普通の机の上で使えるようになりました。

 

更に小型化は進み「ラップトップ」と呼ばれるものも登場しました。これは「ノートパソコン」の前進で、持ち運びは厳しいが、オフィス内の移動ならできるという大きさです。そして「ノートパソコン」の登場です。

 

ひとくちに「ノートパソコン」と言っても、初期のものはかなり大きくて重かったのです。「ノートパソコン」はマウスで操作できるOSが登場したことでできたと言ってもいいでしょう。MACのOSが先行し、マイクロソフトもWindowsを出しました。以後はどんどん小型軽量化していったわけですが、これもコンピューターの心臓部となるCPUが高性能化していったからに他なりません。

 

この頃、平行して「携帯電話」も普及していくようになりました。今では「ガラケー」などと呼ばれていますが、やはりコンピューターの進化がもたらした製品だったのです。それでも2000年あたりまでは、いわゆるコンピューターと携帯電話は「別のカテゴリー」となっていました。

 

これは「スマホ」の登場で大きく変っていったのです。そう「iPhone」の登場です。日本ではiPhone 3Gが2008年6月に発売されています。ここからコンピューターと電話が融合し始めたのです。